今日も、ten to ten(テントゥテン)にご訪問頂き、ありがとうございます。
ten to ten(テントゥテン)では、みなさんのコーヒーの時間を豊かにするような情報をお届けしています。
「自宅でのコーヒー時間をもっと楽しみたい」「自分でもお店のようなコーヒーを淹れてみたい」「誰かに淹れてもらってばかりだから、自分もコーヒーを淹れられるようになりたい」
コーヒー好きの人なら、そんな風に思ったことがあると思います。
今回は、自宅でコーヒーを淹れたいという人のために、10種類のコーヒーの淹れ方の基本をご紹介します。
ペーパーフィルターを使用した「ペーパードリップ」は、抽出法の中で最もポピュラーです。
ご存じの方も多いこの抽出方法はもちろん、それ以外の「ネルドリップ」や「フレンチプレス」、「パーコーレーター」なども、解説しています。
一見難しそうに見えるかもしれませんが、手順とコツさえ覚えることで、おいしい「家淹れコーヒー」が楽しめるようになりますよ。
それぞれ抽出方法が異なり、使用する器具・道具も当然異なります。
これらのコーヒーの抽出方法から、自分に合ったコーヒーの淹れ方が見つけやすくなりますよ!
自分で淹れるコーヒーは、どこまでも自分好みの味を追求できます。
一日をスタートさせる気分が、全然違ってくるのも魅力です。
「コーヒーの淹れ方はどんな種類があるのかな?」と疑問に思っている人にとって、役立つ情報が満載です。
ぜひ、最後まで読み進めてみてくださいね。
Contents
自宅で淹れられる10種類のコーヒー抽出方法・手順|淹れ方も解説!
コーヒーは、お湯と粉で作るとってもシンプルな飲み物です。
ですが、その「淹れ方」はさまざま!
ペーパーフィルターを使用したハンドドリップ(ペーパードリップとも呼ばれます)が大変有名で、一番親しまれてる淹れ方かもしれません。
それ以外にも、実は色々な種類があるんですよ。
自宅で淹れるコーヒーの淹れ方は、主にこちらの10種類です。
【自宅で淹れられる10種類のコーヒー抽出方法】
- ペーパードリップ
- インスタントコーヒー
- ネルドリップ
- エアロプレス
- サイフォン
- コーヒーメーカー
- 水出しコーヒー(ウォータードリップ、水出しポット、コールドブリュー)
- フレンチプレス
- エスプレッソ
- パーコレーター
抽出に必要な道具、淹れ方の手順それぞれに特徴があり、とっても面白いですよ!
順番に解説していくので、ぜひゆっくり見ていってくださいね。
【淹れ方1】ペーパードリップ
「ペーパードリップ」は、家で淹れる際の、最も有名な抽出方法です。
淹入れの基本なので、初心者でも始めやすい!
「コーヒーを淹れている!」という感覚が味わえ、満足度が高いコーヒー時間にすることが出来ますよ。
自分でコーヒーを淹れたことがないという人は、ペーパードリップから始めてみてはどうでしょうか?
初心者でも簡単な手順ですが、微妙な手加減により味が変化するので、とっても奥深い抽出方法でもあります。
何度も淹れていくうちに、自分なりのコーヒーが淹れられるようになります!
しっかりとコーヒーを蒸らすことで、自分で味を決めることも出来るようになります。
主な必要な器具は、紙製のペーパーフィルター、コーヒー粉を乗せたフィルターを支えるドリッパーです。
これらの他に、抽出されたコーヒーを受けるサーバー、お湯を注ぎやすいドリップポットなどのコーヒー器具も、揃えていくと便利ですよ!
一般的にコーヒー豆の挽き具合は、中細挽き〜中挽きが良いとされています。
コーヒー粉にお湯が注がれると、じわじわと浸透して成分が抽出されていきます。
丁寧に複数回に分けながらお湯を注いでみてくださいね。
こちらに、ペーパードリップでのコーヒーの淹れ方の手順をこちらにご紹介しますね!
【ペーパードリップでのコーヒーの淹れ方の手順】
- ケトルを使い、お湯を沸騰させる
- コーヒー豆を中細挽き〜中挽きの粗さに挽く
- ドリッパーをサーバーに乗せる
- ペーパーフィルターをドリッパーにセットする
- 沸かしたお湯でセットしたペーパーフィルターとドリッパーを湯通しして温める
- ドリッパーにコーヒー粉を乗せ、平らにならす
- お湯を注いで蒸らし、複数回に分けて注いでコーヒーを抽出する
淹れ方のポイントの一つに、コーヒー豆の挽き方があります。
ちょっとした挽き具合でも、味わいに変化が出ます。
中細挽き〜中挽きまで、粗さの段階を変えてみると良いでしょう。
適した挽き具合はドリッパーごとに違いますが、初心者は中挽きがおすすめです!
程よい粗さの中挽きだと、コーヒーの嫌な雑味が発生しにくくなり、初心者でも美味しく淹れられますよ。
【淹れ方2】インスタントコーヒー
特別な器具無しに、手軽にさっとコーヒーを味わいたい!という人もいると思います。
そんな方は、お湯に溶けてすばやく仕上げられる、という特徴を持った「インスタントコーヒー」が良いでしょう。
インスタントコーヒーがどのような過程で作られているか、ご存知ですか?
インスタントコーヒーは、「レギュラーコーヒー」と呼ばれる焙煎したコーヒー豆を粉にしたものを使用します。
まず、焙煎されたコーヒー豆を挽き、お湯を注いでコーヒーを抽出します。
ここまではハンドドリップコーヒーと原理は同じですね。
次に、コーヒー液中の水分を飛ばし、乾燥させます。
残った成分を粉末状に加工したのが、インスタントコーヒーとなるんです。
ペーパーフィルターでハンドドリップコーヒーを淹れる「抽出」に「乾燥」の工程が加わった製造方法ですね。
世界中で多くの人に親しまれているインスタントコーヒーは、近年まで1899年 日本人の加藤サトリが発明したと言われていました。
ですがそれよりも前の1890年に、実はニュージーランドにてデイビッド・ストラングという人が製品化していたそうですよ。
コーヒー中の成分が濃縮していて手軽にコーヒーを楽しめるので、そのままで飲むのはもちろん、アレンジレシピもたくさん紹介されています。
家庭で飲むのはもちろん、外出先やアウトドア、オフィスの短い休憩中でも大活躍します。
インスタントコーヒーは、コーヒーの楽しみ方のシーンの幅を広げてくれますね!
【淹れ方3】ネルドリップ
日本の喫茶店で古くから親しまれている抽出方法に「ネルドリップ」があります。
「ネルドリップ」とは、「ネルフィルター」と呼ばれる、起毛した織物(わざと毛羽立つように処理された布)を使った抽出方法です。
(この織物は「フランネル」とも呼ばれています)
抽出原理は、【淹れ方1】でご紹介したペーパードリップとほぼ同じで、フィルターにセットしたコーヒー粉にお湯を注いで抽出します。
ですが、フィルターの素材が大きく異なるので、出来上がりの味も異なります。
ペーパードリップは、ドリッパーによってペーパーフィルターが支えられるので、四方に「壁」があります。
一方、「ネルドリップ」は、フィルターの目がペーパーフィルターに比べて粗くなっていること、お湯の流れに沿って自由にたわむことから、手の動きそのままの味が表現出来ます。
コーヒー粉とお湯の接触時間もやや長くなります。
このような要因で、ネルドリップはペーパードリップよりも多くの成分が抽出され、とろみのある舌触りや独特な重みのある味わいを楽しめます。
ペーパードリップとは全く違った一杯を引き出せて、ハンドドリップがより楽しくなりますよ!
ネルフィルターを使う際のコーヒー豆の挽き具合は、中挽き〜粗挽きを用意すると良いです。
ネルフィルターの繊維に微粉が詰まり、お湯との抽出時間が長くなり過ぎるのを防いでくれます。
ペーパードリップと同じように、使用前の湯通しも必要です。
こちらに、ネルドリップでのコーヒーの淹れ方の手順をご紹介しますね!
【ネルドリップでのコーヒーの淹れ方の手順】
- ケトルを使い、お湯を沸騰させる
- コーヒー豆を中挽き〜粗挽きに挽く
- ネルをお湯で濡らした後、水気を切るように絞る
- ネルをサーバーにセットする
- ネルにコーヒー豆を乗せ、平らにならす
- お湯を注いで蒸らし、複数回に分けて注いでコーヒーを抽出する
ネルドリップは、コーヒーを淹れ終わった後の適切なお手入れ・保管方法がポイントです。
お手入れ方法も、簡単にご紹介していきますね!
淹れ方と合わせてチェックしてみてください。
まず、コーヒー粉をネルフィルターから取り除きます。
ネルフィルタ―は布製なので、洗剤を使うと繊維に染み込んでしまうかもしれないので、洗剤を使っての洗浄を控える必要があります。
その代わりに熱湯で洗います。
5分〜10分ほど、煮沸しましょう。
その後、水に浸して冷蔵庫で保管します。
乾燥させたままにしてしまうと、布にわずかに染み込んでいるコーヒーオイルが酸化し、イヤな香りの原因となってしまうからです。
ネルフィルターを浸している水は、毎日取り変えて保管を続けるのがベストです。
冷蔵庫を開けたついでに、さっと取り変えましょう。
少し手間に思うかもしれませんが、お手入れをきちんと続けることで、ワンランク上の本格的なコーヒーを自分で淹れられますよ!
ペーパードリップに慣れてきたら、ぜひ、ネルドリップにチャレンジして、家淹れの幅を広げましょう!
【淹れ方4】エアロプレス
「エアロプレス」は、空気の圧力で押し出す抽出方法です。
抽出方法名には、空気という意味を持った「エアロ」という言葉が使われています。
エアロプレスは、2005年にアメリカ 「Aerobie(エアロビー)社」というアウトドアスポーツメーカーが開発した抽出方法です。
アウトドアスポーツを扱う会社が作った抽出器具って聞くと、どんなものなのかとっても興味が湧きますね!
他の抽出方法は随分昔から親しまれているものばかりですが、このエアロプレスは比較的新しく開発された抽出方法と言えますね。
エアロプレスの淹れ方の手順は簡単!
一度覚えてしまえば、短時間で手軽においしいコーヒーを淹れることができます。
注射器のような円筒状の容器に中細挽き(ペーパードリップと同じくらいの粗さ)に挽いたコーヒー粉とお湯を入れ、「プランジャー」という容器で押し下げ、空気の圧力をかけてコーヒーを抽出します。
抽出原理は、【淹れ方8】でご紹介するフレンチプレスと同様です。
上から強めの力で押し込み、圧力をかけるので、しっかりしたマグカップのようなカップと安定した場所を選んで抽出しましょう!
こちらに、エアロプレスの淹れ方の手順をご紹介しますね!
【エアロプレスでのコーヒーの淹れ方の手順】
- ケトルを使い、お湯を沸騰させる
- エアロプレスの本体(チャンバー)を、安定した場所でマグカップやサーバーに乗せる
- エアロプレスの本体(チャンバー)を湯通しし、一緒にマグカップやサーバーを温める
- 中細挽き(ペーパードリップと同じくらいの粗さ)に挽いたコーヒー粉をエアロプレスの本体(チャンバー)内に入れ、30秒ほどかけてゆっくりとお湯を注ぐ
- 30秒ほど、そのまま蒸らす
- パドルと呼ばれるかき混ぜるための棒を使い、円を描くようにしてゆっくり攪拌する
- 空気を押し出すためのプランジャーをセットして、ゆっくり押し下げていく
エアロプレスは、フレンチプレスと似た淹れ方で、抽出に必要なお湯を一度に全て注ぎます。
フレンチプレスよりも抽出時間が短く、比較的すっきりとした味わいになります。
空気圧を使うので、すっきりし過ぎずボディ感も感じられますよ。
お湯を注ぐタイミングや注ぐスピードなどに気を付けるペーパードリップなどと違い、エアロプレスは淹れ方がとってもシンプルです。
コーヒー抽出の初心者であっても、とっても始めやすい!
注射器のような器具のデザインもとってもユニークで、プランジャーでコーヒーを押し出す工程では、淹れている.....という感覚もしっかり味わえます。
ぜひ、チャレンジして欲しいです。
【淹れ方5】サイフォン
「サイフォン」は、気圧の変化を利用し、フラスコ内で温めたお湯を上部のロートに移動させて淹れる抽出方法です。
専用器具の器具が必要で、その準備に始めは手間取るかもしれませんが、器具の見た目のかっこよさはピカイチです!
抽出中も、沸騰したお湯がどんどん移動しながらコーヒーが抽出される様子を楽しめます。
視覚効果・演出効果が高く、素敵な雰囲気を作り出してくれますよ。
まるで、本格的な喫茶店にいるような気持ちになるほどのインパクトがあるので、お友達が遊びに来たときなどにも大活躍します。
サイフォンを使っての美味しい抽出のポイントは、火加減・お湯に浸したコーヒー粉の攪拌の作業です。
本格的過ぎて敷居が高く多く見える手順も、慣れれば手際よく出来るようになりますよ!
こちらに、サイフォンの淹れ方の手順をご紹介しますね!
【サイフォンでのコーヒーの淹れ方の手順】
- フラスコに水を入れ、ヒーターやアルコールランプなどで加熱し、沸騰させる
- ロートに中細挽きに挽いたコーヒー粉を入れる
- フラスコ内の水が沸騰してきたら、コーヒー粉が入ったロートをセットする
- 沸騰したお湯がロートに上がってくるので、お湯とコーヒー粉がまんべんなく混ざるように、竹ベラを使って撹拌する
- 1分ほど混ぜ、加熱を止める
- ロート内のコーヒーの状態が3層になっているか確認する(上から「泡、粉、液体」の順)
- それが確認できたら、最後の撹拌をする
- コーヒーがフラスコ内に落ち始めたタイミングで、撹拌を止める
- フラスコ内にコーヒーが完全に落ちき切るまで待ち、完成
手順の中の大きなポイントは、2回の撹拌をしっかりと行うことです。
撹拌を十分に行うことで、コーヒーの成分が効率良く抽出されて、美味しいコーヒーになりますよ。
サイフォンは高温での抽出です。
この温度が影響し、香り高くて力強く、重みをしっかり味わいになります。
冬に淹れるのに、格別な抽出方法でしょうね!
季節に沿ったコーヒーの淹れ方が出来ると、満足感が強く感じられそうです。
サイフォン、ぜひチャレンジして欲しいです。
【淹れ方6】コーヒーメーカー
続いては、家庭ではお馴染みのマシン、「コーヒーメーカー」!
ハンドドリップのように、付きっきりにならず機械にお任せしてコーヒーを楽しめるので、忙しい時間帯に大活躍です。
家庭で最も親しまれているコーヒーの淹れ方の1つです。
好みのコーヒー粉と、抽出に必要な適量の水をセットし、スイッチを押すだけ。
手軽に、本格的なコーヒーを淹れられますよ。
近年では、コーヒー豆を挽かずにセットし、抽出の都度 挽いてくれる全自動タイプのものがあります。
コーヒーは、挽きたてのコーヒー豆を使うのが一番美味しいです。
豆を挽く〜抽出までやってくれるのは、味にこだわりのある人にも嬉しいですね。
また、タイマーでセットした時間に抽出してくれる、ハイスペックのものもたくさん登場しています!
コーヒー豆の挽きたての香りで目覚め、熱々のコーヒーを楽しむ.... 朝からカフェに居るような気分にさせてくれそうですね。
コーヒー豆の挽き加減、濃いめやあっさりめなどの味わいも選択できる機能のコーヒーメーカーもあります。
自分の生活スタイル、好みに合う特徴を持ったコーヒーメーカー、ぜひ、探してみてくださいね!
きっと、お気に入りのコーヒーを淹れられる一台が見つかりますよ。
【淹れ方7】水出しコーヒー(コールドブリュー:水出しポット使用、またはウォータードリップ)
「水出しコーヒー」は、暑い季節に重宝する淹れ方です。
真夏のコーヒーの楽しみ方の一つとして、ぜひ、チャレンジしてもらいたい抽出方法です!
「水出しコーヒー」は、「コールドブリュー」と呼ばれたりします。
水出しコーヒー(コールドブリュー)は、その名前のとおり低温で時間をかけて抽出します。
これまでご紹介してきた抽出方法は、お湯を使ったものになりますが、この水出しコーヒー(コールドブリュー)は、冷水や常温水を使用します。
「水出しコーヒー」は、熱を一切加えません。
コーヒー粉を入れたパックを水出しポットに漬け込んで抽出する方法、水を一滴ずつ点滴のように落としていく「ウォータードリップ(点滴抽出)」と呼ばれるドリップ方法などがあります。
こちらに、水出しコーヒー(コールドブリュー)の淹れ方2種類をまとめました。
【水出しコーヒー(コールドブリュー)の淹れ方2種類】
- 静置...... 水出し用の容器、ポットにコーヒー粉と水を入れて、冷蔵庫で静置する(置いたままにする)方法
- 滴下...... ウォータードリップ専用の器具を用意し、コーヒー粉に水をゆっくりと点滴のように一滴ずつ落としながら抽出する方法
以下に、おおまかな淹れ方を解説しますね!
静置(水出しポット使用)
水出しポットを使用した、静置と呼ばれるコールドブリューを淹れる手順は、こちらです。
- コーヒー豆を中細挽きに挽く
- 挽いたコーヒー豆をお茶パックやティーパックなどに入れる
- 水出しポット用の容器に、水と2のパックを入れ、冷蔵庫で10時間ほど静置しておく
冷蔵庫での静置時間が淹れ方のポイント!
目安は10時間ですが、好みによって変わってきます。
コーヒー粉が粗い場合はより長めに静置し、細かいコーヒー粉の場合は短めにするなど、静置時間を前後させてみてくださいね。
挽き目が粗過ぎてしまうとコーヒーの成分がうまく抽出されず薄くなり、反対に細か過ぎると成分が抽出され過ぎて、苦味・渋みが主体的になります。
濃度が濃くなり過ぎるのも、全体のバランスを崩してしまいます。
色々なバージョンで試してみて、その都度味見をしてみましょう!
自分で静置する時間を見極めるのは、とっても楽しいですよ。
滴下(ウォータードリップ専用の器具使用)
点滴のように、ゆっくりとドリップを行うには、専用の器具が必要です。
有名なメーカーだと、HARIO(ハリオ)、iwaki(イワキ)から販売されていますよ。
こちらに、滴下して水出しコーヒーを淹れる手順をご紹介しますね!
- コーヒー豆を細挽きに挽く
- 専用のバスケットにコーヒー粉を入れ、コーヒーを抽出する容器の上に乗せる
- ケトルなどを使用して水を注ぎ、コーヒー粉を湿らせる
- コーヒー粉の上に専用のペーパーフィルターを乗せる
- 4にウォータータンクをセットし、氷と水を入れる
- ウォータータンクに付いているバルブを開け、水を滴下する
※バルブがなく、滴下スピードが調整出来ないものもあります - すべての水が、サーバー内に落ちきったら完成
水出しコーヒー(コールドブリュー)の抽出は、器具にもよりますが1〜3時間ほどかかります。
飲みたい時間から逆算して準備する必要はありますが、どんな味になるのか、待つ楽しみも生まれます。
低温で、時間をかけてじっくり抽出することで、嫌な雑味やえぐみが抑えられ、すっきりして飲みやすいのが特徴です。
深い香りと、まろやかな口当たりも楽しめます。
熱々のコーヒーを氷で急冷するアイスコーヒーと比較すると、この口当たりは格別です!
暑い夏にはぜひ、水出しコーヒー(コールドブリュー)を試してみてくださいね。
【淹れ方8】フレンチプレス
フレンチプレスは、手順通りのステップを踏めば、誰でもコーヒー本来の味わいを楽しめることが出来る、大変お手軽な抽出方法です。
ハンドドリップのような淹れる側のスキル、難しいテクニックなどは一切不要!
なのに、コーヒー豆の味わいをダイレクトに感じることができますよ。
ガラス製の円筒状の容器に、適量のお湯と中挽きのコーヒー粉を淹れて、数分待ちます。
「プランジャー」と呼ばれるつまみを押し下げることで圧力をかけ、浮いているコーヒー粉を底に押し下げるだけ。
日本では「フレンチプレス」は、エレガントな見た目から”紅茶の抽出器具”というようなイメージで浸透しています。
ですが実は、コーヒーの抽出器具で、フランスで開発されたのだそうですよ。
「コーヒープレス」と呼ばれたり、「カフェプレス」という製品名で販売しているメーカーもあります。
フレンチプレスでコーヒーを淹れる手順を、こちらにご紹介しますね!
【フレンチプレスでのコーヒーの淹れ方の手順】
- ケトルを使い、お湯を沸騰させる
- コーヒー豆を中挽きに挽く
- 沸かしたお湯を本体の容器に入れ、しっかり温める
- 容器内のお湯を捨てる
- 温めた容器にコーヒー粉を入れ、一気にお湯を注ぐ
- 冷めないように容器に蓋をかぶせて、約4分静置して待つ
- 4分後、蓋に付いているプランジャーをゆっくり押し下げて完成!
コーヒー豆の挽き方は、「中挽き」としています。
ですが、味が優し過ぎるという場合は、「細挽き」で淹れてみてください。
挽き方が細かくなると、コーヒーの成分が抽出されやすくなりますよ。
フレンチプレスは抽出力が弱いと言われることもありますが、ペーパーフィルターを通さないこの方法では、コーヒーオイルや微粉もカップに入ります。
重みのある、濃厚な口当たりなりますよ。
いつもよりどっしりした感じのコーヒーが良いときは、ぜひ、フレンチプレスで淹れてみてくださいね!
「カップにコーヒー粉が混入し過ぎるのが嫌」、「舌触りや飲み心地が良くない」と感じる人は、最後まで注ぎ切らずに若干残すことをおすすめします。
フレンチプレスの底部に残ったコーヒーには、微粉が溜まっています。
カップへ注ぐ際には、最後の一滴まで注がないように注意してくださいね。
(私は、最後までカップに移して飲む派です♪)
【淹れ方9】パーコレーター
次にご紹介するのは、「パーコレーター」です。
直火にかけて抽出するので、アウトドアに人気の抽出方法です。
アウトドアやキャンプに器具を持っていけば、コーヒーの抽出以外にもお湯を沸かしたり、小さな鍋として調理器具にも使える、便利なアイテムです。
1つあれば重宝しそうですね!
一度火にかけて、様子を見守るだけで良いので、特別なスキルは不要。
他の淹れ方と比べても、大変手軽な抽出器具です。
その仕組みはいたってシンプル!
専用の容器に水とコーヒー粉を入れ、直火にかけます。
水が加熱されて沸騰し、それがパイプを通って、コーヒー粉が入ったバスケットを通過します。
このコーヒー液が循環を繰り返し、火にかけている時間と共に、濃いコーヒーになっていく..... という淹れ方です。
熱湯を循環させるので、火からおろすまで高温で抽出され続けます。
また、コーヒー粉とお湯の接触時間が比較的長くなるので、強めの味わいになりやすいです。
苦くなり過ぎるのを防ぐには、浅めの焙煎度合いのコーヒー豆を使用すること、また粗挽きにすると良いでしょう。
パーコレーターでコーヒーを淹れる手順を、こちらにご紹介しますね!
【パーコレーターでのコーヒーの淹れ方の手順】
- パーコレーターに適量の水を入れ、直火にかける
- コーヒー豆を粗挽きに挽く
- 専用のバスケット部分に、挽いたコーヒー粉を入れてスタンバイさせておく
- パーコレーターに入れた水が沸騰したら火を止め、中にバスケットをセットする
- 蓋を閉めて、4分ほど弱火をキープしたまま加熱する
- 蓋の先端をのぞき、コーヒーの色をチェックする
- 程よい濃さになっていたら、火を止め、完成!
抽出のポイントは、火加減と抽出時間です!
嫌な苦味や雑味を抑えるために、抽出中の火加減は控えめにして、加熱時間は4分を目安にしてみてくださいね。
過抽出とならないよう、観察しながら挑戦しましょう。
【淹れ方10】エスプレッソ
「エスプレッソ」は、イタリアで開発された抽出方法です。
1901年にルイジ・ベッゼラさんという方が発明しました。
高圧をかけてすばやく淹れる抽出方法なので、「エクスプレス」(急行)が転じ「エスプレッソ」と呼ばれるようになったそうですよ。
イタリアの家庭には、「直火式エスプレッソメーカー」が必ず1台はあるとか。
カフェで見られる「業務用エスプレッソマシン」、存在感がありとってもカッコ良いです。
「エスプレッソはお店で飲むもの」、というイメージがありますが、徐々に変化しています。
近年高まっているコーヒーブームに乗り、「家庭用エスプレッソマシン」で楽しむ日本人も、かなり増えているようですよ!
簡単な操作で、家庭でも手軽にエスプレッソを淹れられるので、ミルクを使ったバリエーションのコーヒーも楽しめます。
おいしいコーヒーを淹れる際の手順6つ
コーヒーの抽出方法の種類をご紹介してきました。
次からは、おいしいコーヒーを淹れる際のおおまかな手順を6つ、ご紹介しますね!
こちらが、手順6つです。
【おいしいコーヒーを淹れる際の手順6つ】
- コーヒー豆の種類を知り、選ぶ
- 独特の風味を引き出すために、コーヒー豆を焙煎する
- 成分を抽出しやすくするため、豆を挽く
- 好みの抽出方法で、コーヒーを淹れる
- たくさんの要素が重なって生まれた、淹れたてのコーヒーを味わう
- また美味しく飲めるように、正しい方法でコーヒー豆を保存する
一言で「コーヒーを淹れる」といっても、ただ、挽いた豆を購入して、淹れる.... だけでなく、実はその工程は細かく分かれています。
それぞれのステップごとにこだわることも、簡単に済ませることもその人次第です!
「コーヒー豆探しにじっくり時間をかけたい」「挽き具合を細かく調整したい」「焙煎したい」など、自分のこだわりポイントを絞って楽しめます。
ぜひ、自分にとって興味深く感じるところからこだわって、ライフスタイルに合わせてみてくださいね。
自分なりの楽しみ方が見つかると、よりコーヒーを深めることが出来ますよ!
次から、おいしいコーヒーを淹れる際の手順6つを、それぞれご紹介していきますね。
1. コーヒー豆の種類を知り、選ぶ
コーヒー豆の銘柄は実にたくさんありますが、代表的なのはこちらです。
【代表的なコーヒーの銘柄】
- ブラジル
- コロンビア
- グアテマラ
- ブルーマウンテン
- キリマンジャロ
一度は見聞きしたことがあると思いますが、いかがでしょうか?
「ブラジル」や「コロンビア」は国名、「キリマンジャロ」はタンザニアにある山の名前です。
このように、国名、生産地、その産地の有名な山や、出荷する港の名前などが使われています。
また、品種やそのお店オリジナルで付けられた素敵な銘柄も多くあります。
また、単一の産地で収穫されたコーヒー豆のみで作られたものを「ストレート」。
それに対し、数種の豆が配合されたものを「ブレンド」と呼びます。
コーヒー豆の産地にフォーカスしたいときは、その魅力がよく分かるストレートがおすすめです。
フルーティーさ、ボディ感の強さ、酸味、苦味の度合いなど、味わいの違いをしっかりとかんじられます。
プレンドは、複数の産地を混ぜたり、異なる焙煎度合いの豆を独自の配合で混ぜられていたり、これまでにない新しい味を体験出来ます。
店主が抱くテーマやコンセプトが強く現れますし、コーヒー豆それぞれの個性が合わさって創出された風味は、とっても味わい深いです。
ストレート、ブレンドで特徴が異なるので、豆ごとの特徴・豆の選び方を抑えておくと良いですよ!
自分好みのコーヒー豆を見つけやすくなりますよ♪
2. 独特の風味を引き出すために、コーヒー豆を焙煎する
「浅炒り」「深炒り」という言葉がどういった意味なのか、実はその違いがよく分からない...... という方もいるかもしれませんね!
焙煎とは、生豆(きまめ)を加熱して、コーヒーの味を決定づけるプロセスのことを指します。
焙煎により、豆に含まれる成分が化学変化を起こし、豆の色や風味、香り、苦味、酸味、甘味といった味わいが変化します。
コーヒー独特の風味が、この焙煎により左右されるんですよ。
コーヒー豆選びと同様に、仕上がりの味に違いを生む重要な要素です。
焙煎度とは、コーヒー豆の焼き加減のことです。
熱の加え方、どれくらい加熱したのか、によって大別されています。
おおまかに分類すると、浅煎りだと加熱が短く、深煎りだと加熱時間がより長い、ということになります。
販売所で焙煎を行なっていれば、好みの焙煎度合いで仕上げてもらえるお店ももあります。
自分で生豆(きまめ)を手に入れて、自宅で焙煎を楽しむ人も増えているようです。
特別な大きな焙煎機などは必要なく、手網(てあみ)などを用意すれば気軽に挑戦できちゃうそうです!
自家焙煎、憧れますね。
私もいずれはやってみたいと思っています。
浅煎り、深煎りなどの焙煎度合いによって、美味しく飲める抽出方法も違うので、ぜひ焙煎度合い別の特徴をチェックしてみてくださいね!
3. 成分を抽出しやすくするため、豆を挽く
【おいしいコーヒーを淹れる際の手順6つ】の3つめは、「豆を挽く」です。
実際にコーヒーを淹れる一つ前の工程です。
コーヒー豆を粉状に挽く理由は、コーヒーの成分を抜き出しやすくするためです。
挽いて粉状になったコーヒー粉は、表面積が大きくなります。
注がれたお湯にこのコーヒー粉が触れた時、表面積が大きいと成分をしっかりと抽出できます。
ですが、ただ単に表面積が大きいだけでは、コーヒーは美味しくならないので、注意が必要です。
使用する抽出器具により、細挽き、中細挽き、中挽きなど、粒度(りゅうど/細かさ)を変えるようにしてくださいね!
中細挽きが適しているのに粗挽きだと、コーヒーの成分がうまく抽出されずあっさりし過ぎて薄味になります。
逆に、粗挽きが適した抽出器具なのに 細挽きにして淹れてしまうと、苦味、エグみが強いコーヒーになる恐れがあります。
ぜひ、抽出方法に合わせて、挽き具合を調整してくださいね。
慣れるまでは、コーヒー豆の購入店で挽いてもらえます。
抽出方法を伝えて、ぴったりの挽き具合で挽いてもらてくださいね。
持ち帰って自宅で豆を挽くのも大変おすすめです。
一度挽いてしまったコーヒー豆は、酸素に触れる表面積が大きくなってしまうため、劣化が急速に進んでしまいます。
その点、自分でコーヒーを淹れる直前に、飲みたい分量だけ挽くと、鮮度を保つことが出来ますよ!
これは大きなメリットですね。
しかも、挽きたての香りは格別です。
毎日何回もコーヒーを淹れるという人は、据え置き型の電動コーヒーミルが大変便利!
私も1台持っていますが、購入して本当に良かったと思えるコーヒーツールです。
アウトドアでコーヒーを楽しみたい、という場合は、持ち運びができるコンパクトな手動コーヒーミルがおすすめです。
挽き具合の段階が細かく選べるもの、刃が磨耗しにくい素材のものまで色々と種類があるので、自分にぴったりなものを見つけてくださいね。
4. 好みの抽出方法で、コーヒーを淹れる
【おいしいコーヒーを淹れる際の手順6つ】の4つめは、「好みの抽出方法で、コーヒーを淹れる」です。
ご紹介してきた10個の抽出方法中で、一番興味を惹かれるもの、やってみたいものを選んでみてくださいね!
10種類の中でも、もっともポピュラーな抽出方法は、、「ペーパードリップ」です。
ペーパーフィルターは使い捨てなので、面倒なお手入れは不要です。
家庭でコーヒーを淹れることに慣れていない初心者でも、とっても簡単に始められますよ。
ぺーパードリップを始める際には、ドリッパーやペーパーフィルターの他にも、揃えるとより便利になる器具があります。
コーヒー粉にお湯を注ぐドリップポット、抽出液を受けるコーヒーサーバー、粉をすくうメジャースプーンなどです。
また、粉や湯量をきっちり計量できるキッチンスケールがあると、より本格的なペーパードリップになりますよ。
ペーパーフィルターを使わない、別の素材のフィルターを使った淹れ方も大変おすすめです。
記事の後半にその内容をご紹介しているので、そちらも参考にしてくださいね。
5. たくさんの要素が重なって生まれた、淹れたてのコーヒーを味わう
次は、【たくさんの要素が重なって生まれた、淹れたてのコーヒーを味わう】、という工程です。
「レギュラーコーヒー」とは、焙煎した豆、またはそれを挽いた豆を使用して淹れたコーヒーのことを指します。
(「インスタントコーヒー」は、その対にあたる抽出方法です)
この1杯のレギュラーコーヒーには、豆選び、焙煎度合い、豆の挽き具合、抽出方法の種類など、色んな要素が詰まっています。
また、淹れたての香り、温度やカップの口当たり、舌の感覚、その時の自分の体調なども影響します。
こう考えると、1杯1杯がとても貴重に思えてきますね。
コーヒーの味わいは、食べ物やお菓子でも大きく変化するのもとっても楽しいです!
ワインでいうところの「マリアージュ」、と言われるものですが、コーヒーと食べ物の組み合わせも無限大です。
私も、意外な組み合わせを発見して感動したことが何度もありますよ。
同じコーヒーでも、食べ物やお菓子を1つ変えるだけで、風味が重なり合い、印象をガラッと変えてくれます。
ぜひ、色々と試してみて、お気に入りの組み合わせを見つけてくださいね♪
6. また美味しく飲めるように、正しい方法でコーヒー豆を保存する
最後の6つ目は、【また美味しく飲めるように、正しい方法でコーヒー豆を保存する】です。
コーヒーの保存方法を適切に行うことで、その美味しさを長く保つことができます。
もし、コーヒー豆を挽いた状態であれば7~10日、コーヒー豆の状態でも30日程度で飲み切りましょう。
保存期間は目安ですが、購入後はなるべく早めに楽しんでくださいね。
もし、冷蔵庫内で保管する場合は、なるべく開閉をしない、温度差の影響を受けにくい場所にしましょう。
また、コーヒー豆は食品の匂いを吸収してしまいます。
冷蔵庫内では必ず密閉性の高い容器に入れることをおすすめします。
知っておくと よりこだわれる!そのほかのコーヒーの豆知識
「おいしいコーヒーを淹れる際の手順6つ」、いかがでしたか?
最後に、コーヒーを淹れる際に、より知っておくと良い豆知識をご紹介していきますね!
「淹れ方」に加えて、この3つのポイントを抑えて、よりおいしいコーヒーを淹れましょう。
1. コーヒーの成分99%を占める「水」との関係性をこだわる
コーヒーの99%は、実は、水で水で占められているんです!
香り、酸味、コク、風味の微妙な味わいの差は、残りの1%で決まっているって、驚きですよね。
抽出方法の種類や淹れ方、豆の選び方も大切ですが、水にこだわることでより美味しさが変わります。
水は、そのミネラル量の違いから、「硬水」「軟水」に分類できます。
同じ硬度の水でも、その産地や鮮度により味も異なってきます。
硬度の違う水で淹れたコーヒーの飲み比べをしてみたり、アイスコーヒーに使う「氷」にも徹底してこだわったりすると、楽しいかもしれませんね。
水に関しても、自分なりに工夫することが出来ますよ。
2.「コーヒードリッパー」のさまざまな種類と特徴
「コーヒードリッパー」はの役割は、コーヒー粉が入ったフィルターを固定させて、お湯を通過させることです。
【淹れ方1】ペーパードリップで使われる抽出器具です。
ドリッパーの種類は様々!
「円錐形や台形などの大まかな形状はどうなっているのか?」「穴の形は大きいのなか小さいのか?」「穴の数はいくつあるのか?」など、各ドリッパーには違いが見られます。
「リブ」と呼ばれるドリッパー内側の溝の有無とその形も、味わいに影響を及ぼします。
1つ1つの細かい工夫が合わさって、ドリッパーの個性が出るんですよ!
ドリッパーを選ぶポイントはいくつかあります。
機能や形状にこだわりを感じるものを選んだり、自分がときめくデザインやカラーで選んだりするのもOKです!
家淹れのアイテムとして、何を重視するか絞って決めると、迷いにくいですよ。
選ぶポイントを抑えて、自分のお気に入りのドリッパーを探してみてくださいね!
3. ペーパー以外の「コーヒーフィルター」の特徴・違い
ペーパードリップに使うペーパーフィルターが、もっともポピュラーなコーヒーフィルターだと思います。
実は、コーヒーを抽出する際のこのコーヒーフィルターにも、素材別に3つのタイプがあるんですよ!
それが、こちらです。
【コーヒーフィルターの素材別3つのタイプ】
- 紙製...... ペーパーフィルター
- 布製...... ネルフィルター
- 金属製...... ステンレスフィルター
コーヒーフィルターの素材が違うと、その特徴から仕上がりの味わいが異なってきます。
それぞれにメリットやデメリットもあります。
「お手入れは簡単が良い」「ペーパーフィルターよりも味がしっかりするのが良い」「もっと本格的に楽しみたい」など、選び方は自分次第です!
素材別にコーヒーフィルターを揃えると、その日の気分で違う味を出せるようになりますよ。
ペーパーフィルターからスタートして、徐々に他の素材にステップアップしても良いと思います。
ぜひ、コーヒーフィルターにもこだわってくださいね!
「家淹れコーヒー」のおいしさは、至福のひとときをもたらします
ここで今一度、ご紹介してきた抽出方法をおさらいです!
- 「ペーパードリップ」...... 家淹れの基本
- 「インスタントコーヒー」...... 特別な器具不要!さっとコーヒーを淹れられる
- 「ネルドリップ」...... 起毛の織物 フランネルで淹れる
- 「エアロプレス」...... 初心者でも手軽に抽出できる
- 「サイフォン」...... 見た目のかっこよさで演出効果が高い
- 「コーヒーメーカー」...... 手軽で簡単!スタイルに合わせて選べる
- 「水出しコーヒー」...... 暑い季節になったら重宝する
- 「フレンチプレス」...... フランスで開発された紅茶を淹れるような抽出器具
- 「パーコレーター」...... アウトドアで活躍、スキル不要
- 「エスプレッソ」...... イタリア発の、圧力をかけてすばやく抽出できる
実にさまざまで、個性のある抽出方法でしたね!
コーヒー豆選び、挽き具合、淹れ方、水の硬度、さらにはお湯の温度...... こだわりたくなったらとことん、こだわれます。
普段の家淹れコーヒーに、自分の好みが投影されて、さらに楽しくなるでしょうね。
ドリップしている時間も充実してくるので、自宅での1杯のコーヒーがより特別なものに感じますよ!
コーヒーの淹れ方は様々!気になる抽出方法をチェックしよう
いかがでしたか?
自宅でのコーヒーの淹れ方を10種類、解説してきました。
器具別のおおまかな抽出方法やちょっとしたコツ、手順を知ることが出来たと思います。
みなさんは、どの抽出方法に興味が湧きましたか?
ご紹介した抽出方法の中から、まずは1つ選んで、挑戦してみてください!
色々試していくと、その抽出方法の違いでコーヒーの味わいが全然違うものになる、ということを体験出来ますよ。
どこまでも、自分のコーヒーの世界を広げることが出来ます。
ぜひ、みなさん自身のコーヒー生活を楽しんでくださいね!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ten to ten(テントゥテン)では、今後も皆さんのコーヒーの時間を豊かにするような情報をお届けしていきます。
その他の記事も、ぜひ参考にしてくださいね!
また、次回の記事でお会いしましょう!