今日も、ten to ten(点と点)にご訪問頂き、ありがとうございます。
ten to ten(点と点)は、みなさんがコーヒーをもっと好きになれるような情報をお届けしています。
今回のテーマである「ペーパードリップ」は、「コーヒーのことをもっと知りたい!」と興味を思っている人にとって、最適な抽出方法です。
コーヒー粉の層にお湯を注いで抽出するペーパードリップは、様々なコーヒーの淹れ方の中でもとってもシンプルな淹れ方なので、初心者に大変おすすめ!
今回の記事では、そのペーパードリップの特徴とメリットを簡単にご紹介します。
コーヒーの世界は大変奥が深いので、「興味はあるけどどこから始めて良いのか分からない..... 」という人も多いのではないでしょうか?
そんな人でも、ペーパードリップの特徴やメリットを知ることで、トライしてみたいという気持ちが湧いてくると思います。
読み進めて頂き、ペーパードリップを始めるきっかけにしてもらえたら嬉しいです♪
「ペーパードリップ」とは、紙製のフィルターを使ったシンプルな抽出方法
「ペーパードリップ」は、色んなコーヒーの抽出方法の中でも、シンプルで親しみやすい淹れ方です。
ドリッパーに、ペーパーフィルターと挽いた状態のコーヒー粉を入れた後は、ケトルやドリップポットなどを使ってお湯を注ぐだけ!
日本ではこのペーパードリップを日常的に楽しんでいる人が多く、一番普及している抽出方法と言えるのではないでしょうか?
特別コーヒーが好き!という人でなくても、お湯を少しずつコーヒー粉に注いでいく....という体験をどこかでしたことがある人もいると思います。
このように、コーヒー粉の層に上からお湯を注いでコーヒーを抽出する方法を「透過法(とうかほう)」と呼びます。
ペーパーフィルターとドリッパーさえあれば、出来立ての美味しいコーヒーがカンタンに楽しめる!
コーヒー好きにとっては、とっても有難いことですよね。
このペーパードリップを考案したのは、ドイツのドレスデンという都市に住んでいた、「メリタ・ベンツ」でした。
1900年初頭、当時の家庭でのコーヒーの淹れ方は、布や金網を使った、大変手間がかかるものでした。
布のフィルターは、今ほど衛生状況が良くない中できれいに保つのは難しかったのだろうと想像します。
また、金網で濾したコーヒーには、網目の隙間からカップにコーヒー粉が入ってしまっていたことでしょう。
そんな家庭でのコーヒーの淹れ方を変えたいと思い立ったメリタ・ベンツ。
「家族にもっと美味しいコーヒーを飲ませたい」「衛生的な上、後始末も簡単に出来ないかな」との思いで、改良の上、1908年にこのペーパードリップを誕生させたのです。
100年以上変わらないシンプルな抽出方法ですが、現在では多くのメーカーが工夫を凝らし、新しいドリッパーが次々と開発されています。
ペーパードリップは、とっても簡単な淹れ方ではありますが、美味しく淹れるために守った方が良いコツ、というものがあります。
本格的にお湯をドリップする前の段階で、コーヒー粉が湿る位の少量のお湯を注いで蒸らし、余計なアロマ噴出を抑えること。
ケトルやドリップポットを使ってお湯を注ぐときは、一定の速度を保ちながら出来るだけ細く、注意深くお湯を落とすこと。
また、お湯を注ぎ始めてから出来上がり量に達するまでの時間(開始から終了まで)は、3分ほどに抑える、ということも大切だと言われています。
ひとつひとつの所作に意味があるのですね!
各工程を少し変えるだけで、仕上がりの味わいが変わるペーパードリップは、実はとっても奥深いものなんですよ!
自分の淹れ方を追求しながら1、どこまでもコーヒーの時間を豊かにすることができます。
ペーパードリップのメリット2つ
では次に、ペーパードリップのメリットをご紹介していきます。
ペーパードリップのメリット 1つめは、「器具・道具が手に入りやすい」ということろです。
お伝えしたとおり、ペーパードリップは家庭での普及率が高いコーヒーの抽出方法。
ペーパードリップには欠かせないペーパーフィルターは、スーパーマーケットのコーヒーコーナーの一角やドラッグストアなどの量販店でも手に入ります。
100円ショップでもドリッパーが販売されているのを見たことがあるという人もいるのではないでしょうか。
喫茶店のマスターが使うような布製のネルフィルターや、ステンレスなどの金属フィルターも存在していますが、専門店やこだわりの雑貨屋さんなどでしか扱いがないことが多く、初心者にとっては少し敷居が高いイメージだと思います。
その点、ペーパードリップは器具・道具が手に入りやすい!
ハンドドリップに挑戦したいと思い立ったとき、その日から始められます。
ペーパードリップのメリット2つ目は、後片付けが簡単なところ。
ハンドドリップを終えた後は、ドリッパー内にペーパーフィルターとコーヒー粉のかすが残っています。
美味しいコーヒーをゆっくり堪能した後は、ペーパーフィルターをヒョイと持ち上げ、コーヒー粉のかすも一緒にゴミ箱(もしくは生ゴミ受け)へ捨てられますよ。
コーヒーが付いているドリッパーは、スポンジと中性洗剤できれいに洗い流せるので、扱いやすく衛生的。
抽出後の片付けがとっても楽なので、ストレスなく日常に浸透させることが出来ます。
まとめ... ペーパードリップで、気軽にコーヒーを始めよう!
いかがでしたか?
ペーパードリップの特徴、メリットをご紹介してきました。
ペーパードリップは、コーヒー粉の層に上からお湯を注いで抽出する、「透過法(とうかほう)」と呼ばれる種類の淹れ方でした。
この「透過法(とうかほう)」という淹れ方の種類を初めて聞いた、という人もいたのではないでしょうか?
ペーパードリップを開発したのは、ドイツ ドレスデンに住んでいたメリタ・ベンツ。
1908年の誕生以来、その大筋の仕組みは変わらず、日本でも普及しているペーパードリップ、実はとっても奥深いものです。
コーヒー粉をしっかりと蒸らすことや、お湯を注ぐスピードや量に気をつけながら、自分の淹れ方を深めることが出来ますよ。
ペーパーフィルター、ドリッパーは手に入りやすいので、初心者でも始めやすい!というメリットをご紹介しました。
抽出後はコーヒー粉のかすをペーパーフィルターごと捨てられる、という後片付けが簡単なことも、大きなメリットでしたね。
ちょっと挑戦してみたいな..... という気軽な気持ちでスタート出来るペーパードリップ、ぜひやってみてくださいね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
今後もten to ten(点と点)では、みなさんがコーヒーについてもっと興味が湧いたり、より好きになれるような情報をお伝えしていきます。
次回の記事も、ぜひお楽しみにしていてください♪