コーヒー器具

コーヒーメーカーの選び方をご紹介|種類やメーカーの特徴を解説【初級〜上級者まで完全ガイド】

 

今日も、ten to ten(点と点)にご訪問頂き、ありがとうございます。

ten to ten(点と点)では、みなさんがコーヒーについてもっと興味が湧いたり、コーヒーのことをより好きになれるような情報をお伝えしています。

 

コーヒーメーカーは、気軽に本格的なコーヒーを淹れてくれる大変便利なマシン。

朝の慌ただしい時間帯やリモートワークなどがある日など、自宅にいながら美味しいコーヒーが飲めるので、多くの家庭で取り入れられています。

また、近年のコーヒー需要の高まりとライフスタイルが多様化しているせいもあって、日々 高機能なコーヒーメーカーもどんどん登場しています。

 

「ドリップ式」と言われるペーパードリップを自動で行ってくれるモデル、「エスプレッソ式」のカフェで飲むような濃厚なエスプレッソコーヒーを淹れてくれるタイプ。

さらにはの専用カプセルをセットしてボタンを押すだけ、という「カプセル式」もあります。

このように”コーヒーメーカー”とひとくくりにされていますが、コーヒーの淹れ方の種類も、その機能も多岐に渡っています。

 

そんな中、たくさん種類があり過ぎて「どうやって選べば良いの〜???」と迷っている人が多いのも事実。

コーヒーメーカーを初めて購入する初心者に限らず、既に使いこなしている上級者の方でも、買い替えのタイミングでつまずいている人もいるかもしれませんね。

 

今回は、初めて購入する初心者の方から上級者の方まで幅広く、自分にぴったりの一杯が淹れられるコーヒーメーカーの選び方を解説します!

「コーヒーメーカーを選ぶこと自体が複雑そうだから、これで良いや」と納得していないのに購入を決めようとしている方、必見です。

ファッションと同じように、コーヒーメーカーも選び方を知れば“自分のライフスタイル”に合わせて楽しく選べるんですよ。

寒い日にはあたたかいコート、暑い日にはさらっと着られるTシャツを選ぶように♪

お気に入りのアイテムを身につけたときのワクワク感、みなさんもあると思いますが、コーヒーメーカーも全く同じ!

選ぶポイントさえ分かれば、気分を上げながら“自分にぴったりの一杯”を楽しむための相棒を見つけられるんですよ。

自分のライフスタイルに合っていて、更には好みの味わいを最大限引き出してくれる.....

そんな相棒のようなコーヒーメーカーが側にあれば、普段の生活に心が弾む瞬間がグッと増えます!

 

コーヒーメーカーの種類・特徴でコーヒーメーカーの全体像を掴んだ後、選ぶポイントをご紹介しているので、テンポよく読み進めて頂けると思います。

さらにおいしいコーヒーを淹れるためのコーヒー豆についてや、コーヒーメーカーのメンテナンス、おすすめメーカー5社まで、完全ガイド!

網羅的に解説しているので、ぜひご活用して頂きたいです。

お洋服を選ぶときのようにワクワクしながら、自分の相棒となるコーヒーメーカーを選んでくださいね!

 

まずはコーヒーメーカーの種類・特徴を知ろう

これからコーヒーメーカーをワクワクしながら選んでいけるように、まず初めに、コーヒーメーカーの種類・特徴を知りましょう!

コーヒーメーカーの代表的な種類はシンプルに3種類だけ。

「ドリップ式」「エスプレッソ式」「カプセル式」です。

 

一度にたくさん、家族分のコーヒーを淹れたいのであれば「ドリップ式」。

「スターバックスラテが好きだから、家でもエスプレッソを使ったドリンクが飲みたい!」というのであれば「エスプレッソ式」。

「コーヒー粉を準備するのが面倒だから、一杯ずつ手軽に楽しみたい」「色んなフレーバーのドリンクが飲みたい」という人であれば「カプセル式」がおすすめです。

まずは、この中の3つのどれが自分に合っているのか、ご自身のライフスタイルと照らし合わせてみてください♪

 

読み進めて頂くと分かりますが、3種類それぞれに特徴やメリットがあります。

操作やメンテナンスのやりやすさ。

価格帯にも幅があり、シンプルな低価格のものから多機能な全自動モデルの高価なものまであります。

「ドリップ式」「エスプレッソ式」「カプセル式」のどれにするか決めたら、本体の特徴を掴み、予算とのバランスをとりながら選びましょう♪

 

※後述しますが、有名ブランドから選ぶのも手です。

ドリップ式なら日本の家電ブランド「ZOJIRUSHI(象印)」や「Panasonic(パナソニック)」、エスプレッソ式はイタリア生まれのコーヒーブランド「De'Longhi(デロンギ)」。

カプセル式であれば「Nestle(ネスレ)」のネスプレッソやドルチェグストが良く知られています。

 

では、「ドリップ式」「エスプレッソ式」「カプセル式」の順に特徴をご紹介しますね!

 

ドリップ式:シンプル操作で手軽に香り豊かなコーヒー

「ドリップ式」のコーヒーメーカーは、他の2種類のコーヒーメーカーの中でも、最もスタンダードなコーヒーメーカー♪

「タイガー」や「ZOJIRUSHI(象印)」など、日本の有名家電メーカーからも定番のドリップ式モデルが発売されています。

 

ドリップ式の淹れ方は、”ハンドドリップ”と原理は同じ。

使用するフィルターに適した挽き方で挽いたコーヒー豆の粉を所定の場所に入れ、上からお湯を注ぎじっくりとコーヒーを抽出する....... という淹れ方です。

市販のコーヒー粉でも気軽に抽出することが出来ますが、もっと楽しみたい!という人は、豆を挽く工程を省略せず、自分でコーヒー豆を挽いて準備も出来ます。

コーヒー粉の挽き目次第で、好みにの味わいに変えられる自由度がとっても高いのも大変な魅力です。

部屋中に広がるコーヒーの香りも存分に楽しめますよ。

 

操作がシンプルで、お手入れも比較的簡単なタイプが多いのもメリット。

使用後のフィルターを取り外して洗浄するだけでOK!というタイプだと、日々のメンテナンスも最小限に抑えられます。

 

また、コスパに優れているのも大変魅力!

他のコーヒーメーカーのタイプよりもお求めしやすい価格帯です。

始めから高価なものは取り入れにくいという初心者の方でも、気軽にコーヒーメーカを導入しやすいですよ。

 

一般的には、大容量のサーバーにコーヒーを抽出していくので、まとめて複数杯分淹れるのに便利なのも特徴です。

1回の抽出でカップ10杯分も抽出可能なタイプもあり、家で数杯飲んで、残りは水筒に注ぐ..... ということも出来ますよ。

手早くたっぷりのコーヒーを、毎日、もしくは頻繁に用意したい、という方は、このドリップ式が大変おすすめです♪

 

ドリップ式は、既に挽いてあるコーヒー粉を自分でセットする「ミルなしタイプ」。

コーヒー豆をマシンが挽いてくれ、その後自分でコーヒー粉を所定の場所にセットする「ミル付きタイプ」があります。

さらには、コーヒー豆を挽く〜そのまま抽出完了まで全てを行ってくれる「全自動タイプ」の3種類があります。

ご自身が毎日使うことをイメージしながら、それぞれの特徴、違いに触れてみましょう♪

 

[ミルなしタイプ]

コーヒー豆を挽くためのミルが付いておらず、とってもシンプルな作りなのがこのタイプ。

コーヒー豆のままで購入した場合、別途コーヒーミルが必要です。

本体にコーヒーミルが付いていないので、サイズ感が小さめでコンパクト。

デザインも可愛いのがたくさんありますし、価格は最もリーズナブルです。

なるべく予算を抑えてコーヒーメーカーをゲットしたいという人におすすめです。

 

[ミル付きタイプ]

コーヒー豆を挽くためのミルが内蔵されていて、いつでも新鮮なコーヒーをミルを楽しめるのがこのタイプ。

市販されているコーヒー粉よりも、コーヒーの素晴らしいアロマを存分に楽しめます。

ミル付きはコーヒーの本格的な雰囲気を一気に上げてくれますよ!

コーヒー豆を挽く時のゴリゴリとした音、モーターの稼働音はどれくらいの大きさなのか、事前にチェックしておいた方が無難です。

 

[全自動タイプ]

コーヒー豆をちょうど良い挽き目に挽き、抽出までの全行程を自動で行ってくれる優れものがこのタイプ。

ある程度の量のコーヒー豆をそのまま本体にセットしておけるタイプもあるので、ちょっと面倒なコーヒー豆を計量する手間も省けます。

抽出の全ての作業がボタンひとつで可能。

その味も本格的なので、「コーヒーにこだわりたい」「手軽に淹れたい」どちらの願いも叶えてくれますよ。

高機能な分、3つのタイプの中では高価で、本体のサイズが大きい点には注意が必要です。

 

ドリップ式の全自動:豆挽きから抽出まで一括管理でプロの味わい

忙しい朝であってもボタン一つ押すだけで済む、ドリップ式の全自動タイプのコーヒーメーカー、最近ではかなり注目を集めています。

何かをしている間に手間をかけずとも、自動で本格的なコーヒーを淹れてくれるので、相棒として迎えたい..... と思っている人も多いと思います。

ここで少し詳しく、このドリップ式の全自動コーヒーメーカーについて少し詳しく触れますね!

 

全自動のコーヒーメーカーは、コーヒー豆を挽いてくれるのはもちろん、その挽き具合から抽出する際のお湯の温度、分量で一括管理してくれます。

コーヒー粉の状態でも使えたり、さらには細かい設定も調整できるモデルも増えています。

ミルのメンテナンスの手間は発生しますが、お手入れのしやすさに工夫を凝らしたモデルも登場しています。

本体の購入価格が他のモデルと比較して高額にはなります。

ですが、カフェでバリスタが淹れてくれたような味わいが欲しい人、コーヒーの淹れ方やスタイルにこだわりがあり、気軽に新しいレシピを試したい、という人は思い切って損はしませんよ。

 

 

具体的な全自動タイプのドリップ式 コーヒーメーカーでおすすめなのが、Panasonic(パナソニック)の「NC-A58」。

ハンドドリップのときのように、「お湯を注いで蒸らす」ということまで自動でやってくれるんです!

また、モードとコーヒー豆の粒度を選択することで7通りの味のバランスを選べ、デカフェのコーヒー豆に対応した挽き方もしれくれます。

お手入れにも及び、毎回使うたびに自動で洗浄もしてくれるので、楽ちんお手入れ。

ここまで出来て比較的リーズナブルな価格なので、コーヒー好きの人からも高い評価を受けています。

 

「エスプレッソ式」を考えていて、「エスプレッソマシンでも全自動はないのかな?」と思っている方。

ドリップ式に限らず、「エスプレッソ式」の全自動タイプも販売されていますよ。

中でも人気が高いのは、De'Longhi(デロンギ)の「マグニフィカシリーズ」。

De'Longhi(デロンギ) 独自の自動ミルク泡立て機能「ラテクレマシステム」が搭載されていることにより、ミルクを自動で60〜65℃でスチームしてくれます。

ミルクを最も甘く感じられる温度で、カフェのバリスタが手動で淹れてくれるようなラテやカプチーノをボタン一つで楽しめますよ。

 

「カフェで飲むラテって、"エスプレッソ"っていうコーヒーを使ってるんだー」と始めて知った方。

「エスプレッソ式」のコーヒーメーカーについても知りたくないですか?

次にご紹介しますね♪

 

エスプレッソ式:本格的なエスプレッソマシンで、自宅に居ながらでもカフェ体験が楽しめる

「エスプレッソ式」のコーヒーメーカーは、コーヒー粉に圧力をかけて旨みを凝縮し、コーヒーを一気に抽出する淹れ方をします。

エスプレッソ式で淹れられたコーヒーのことを”エスプレッソコーヒー”と呼び、コクが深くて香りもリッチ。

モデルの中には、ミルクスチーム用のノズルが付いているタイプがあり、カプチーノやラテアートのアレンジコーヒーも簡単に作ることができます。

きめ細かいミルクフォームの立て方、美味しいカスタマイズを色々と試したい!という探究心のあ流人は、ぜひ、エスプレッソ式のコーヒーメーカーを手にいれる価値がありますよ!

初心者の方にはややハードルが高いように感じるかもしれませんが、抽出の温度、圧力、コーヒー豆の挽き具合は自分で調整できるのもエスプレッソ式の醍醐味。

毎回味が違って安定しなくても大丈夫。

お店でお客様にお出しするわけではなく、純粋に自分が楽しめれば良いのですから!

 

とは言っても、「エスプレッソを淹れるまでの作業はちょっと面倒」「自分でやる工程を最小限にしたい」という人には、全自動モデルがおすすめです。

シンプルな作りのドリップ式とはことなり、エスプレッソ式のコーヒーメーカーはかなり本格的。

始めは操作にとまどったり、お手入れ、管理方法には慣れが必要ですが、使うごとに手際が良くなるので、すぐに慣れますよ!

 

私はカフェに行っても必ずドリップ式のシンプルなコーヒーを注文しますが、スタバでお仕事をさせて頂いてることもあり、自宅にエスプレッソ式のコーヒーメーカーを取り入れることに、ずっと興味がありました。

2025年2月に、思い切ってDe'Longhi(デロンギ)の全自動モデルを購入したのですが、本当に買ってよかった......!!

もっぱらエスプレッソショットのみを楽しんでいますが、それにお湯や水を加えて”アメリカーノ”にしたり、気が向いたときは冷たいミルクにエスプレッソを注ぐだけのマキアートを楽しんでいます。

これまで自宅ではブラックコーヒーしか飲まなかった私が、色んなアレンジコーヒーを楽しむようになり、コーヒーの世界が一気に広がったのです。

カフェの特別な空間で味わうエスプレッソドリンクも最高ですが、自宅で落ち着いた場所で飲む温かいふわふわのラテ、カプチーノは格別ですよ。

カフェさながらの一杯を、家族や友人にふるまえるのもとっても魅力的!

お気に入りのおやつと一緒に、大切な人とカフェタイムを楽しめますよ。

 

「ドリップ式」「エスプレッソ式」について読み進めてみて、コーヒー豆やコーヒー粉を準備するのが手間に感じたり、コーヒーに限らず毎日色んなフレーバーのドリンクを飲みたい!という人もいるでしょうね。

そんな人は、次の「カプセル式」がぴったり。

ぜひ、読み進めてくださいね。

 

カプセル式:コーヒー以外も楽しめる!多彩なフレーバーをボタン一つで簡単抽出

「カプセル式」のコーヒーメーカーは、専用カプセルを本体にセットして抽出する淹れ方です。

カプセル式のコーヒーメーカーの魅力は、その手軽さと安定した味わいです。

水と専用カプセルをセットした後は、抽出ボタンをポチッと押すだけなので、事前準備はほとんど不要。

お水をタンクにセットするくらいです。

これくらい簡単な操作でコーヒーを淹れられるので、誰でも使いやすくて失敗しにくいです。

ボタンを押すだけで良いというのは、時間がないときでも大変助かりますね!

 

メーカー専用のカプセルをセットする必要があることや、ドリップ式と比較すると1杯あたりのコストが高めなのがデメリット。

ですが、お手入れは他のコーヒーメーカーよりもずっと簡単!

一度使ってみると、その1杯の価値を十分感じられると思いますよ。

 

また、深煎りから浅煎りまで、味わいの違うコーヒーを1杯ずつから楽しめるのも、カプセル式 コーヒーメーカの魅力です。

コーヒー豆で購入すると、飲み切るまで同じコーヒーを飲み続けることが多いと思います。

(私も普段、「ちょっとこの豆が気になる....」と思っても、次購入する時まで控えています)

カプセル式なら、焙煎度合いの違うカプセルを常備しておけて、その時の気分で選べますよ。

また、コーヒーに限らずカプチーノやラテ、抹茶ラテなどのバリエーションも豊富!

これなら、コーヒーを飲めない家族がいる方も、みんなが満足出来ますね♪

 

お手入れも比較的簡単で、使用済みカプセルを廃棄するだけで済むことがほとんどです。

普段はあまりコーヒーを飲まないけれど、さまざまなフレーバーを少量ずつ試したいという方にもおすすめのコーヒーメーカーです。

 

カプセル式でも本格コーヒーが楽しめる「NESPRESSO(ネスプレッソ)」、世界70ヶ国以上で展開している「Nescafé(ネスカフェ)」のDOlcegust(ドルチェグスト)などが人気。

各メーカー独自の専用カプセルで、淹れ立ての香り、風味をしっかりと味わえますよ。

 

以上、コーヒーメーカーの種類と特徴をお伝えしてきました。

「ドリップ式」「エスプレッソ式」「カプセル式」の中から、「自分に合っているのはこれかな!」と思ってもらえたら嬉しいです♪

欲しいコーヒーメーカーの種類が絞れたところで、それをどんな風に選んでいけば良いのか。

次からは具体的なコーヒーメーカーの選び方です!

 

コーヒーメーカーの選び方5つ:基本的に容量や使用シーンに合わせる

では、コーヒーメーカーの選び方にいきましょう!

楽しみながら自分に合ったコーヒーメーカーに出会うため、注目すべきコーヒーメーカーの選び方5つご紹介していきますね。

 

購入前に自分、もしくは自分と家族のコーヒーの飲み方、使用シーンをイメージしてみることで、選び方が絞れてきます。

サイズが大きすぎた、欲しい機能がなかった..... ということなく、心地よくコーヒーメーカーの使用をスタート出来ますよ!

 

解説していくコーヒーメーカーの選び方は、こちらです。

「コーヒーメーカーの容量」「フィルターの種類」、「お手入れのしやすさ」「サーバーの種類」「搭載機能」です。

 

日常で飲むコーヒーのスタイルは、そのままライフスタイルに直結すると思いませんか?

それは「搭載機能」がキーポイント!

後ほど詳しく触れますが、「保温機能」があるのか?や、「アイスコーヒーを淹れられるのか?」も飲みたいコーヒーに関わります。

抽出後、時間をかけてゆっくり飲む人は保温機能は必須ですよね。

真夏であっても関係なく、1年中ホットコーヒーを飲む人には、アイスコーヒー機能があってもあまり意味がないです。

逆に真冬でもアイスコーヒーが飲みたい!という人にとっては必須の機能になるでしょう。

このように自分や、自分以外の家族が求める機能があるか、ぜひイメージ力を使いながら考えてみてくださいね!

 

1. 「容量」で選ぶ:確認ポイントは、"何杯分の抽出が必要なのか?"

コーヒーメーカーを選ぶ際は、一度に何杯分淹れられるのか、「容量」が重要です。

家族4人全員が、毎朝揃ってコーヒーを飲むのなら、4杯じゃ足りないかもしれません。

普段は自分一人だけど、たまに友達がたくさん来るという人も、大きい容量が大変便利!

10杯も淹れられるような大容量サーバーも登場しているので、足りなくなって、再度淹れ直すはめに..... ということがありませんん。

 

一方で、デスクワーク時や自宅でゆっくりくつろぐとき、一人用の少量のコーヒーを、ちょこちょこ何度も淹れる人は、コンパクトなモデルが向いています。

家族構成や使用頻度などを加味して、容量を選びましょう。

 

容量が大きい場合、その分設置場所も多く必要。

購入前に寸法を測り、設置場所を明確にしておくと良いですよ♪

たとえ自分だけが使う場合でも、頻繁に給水、コーヒー豆の補充が面倒だと感じるときは、大きめのタンクが備え付けられたタイプを選ぶと、余計なストレスを感じずに済みます♪

 

「エスプレッソ式」「カプセル式」コーヒーメーカーは、一度に大量に淹れられず、1杯ずつが基本なのでご注意くださいね!

自分のスタイルに合った最適な容量のコーヒーメーカーを選んでくださいね!

 

2. 「フィルター」で選ぶ:ペーパーフィルターか、メッシュフィルター(ペーパーレス)か?

続いては、「フィルター」で選ぶ、です。

ドリップ式についての選び方ですが、セットするフィルターにも注目しておきましょう。

ドリップ式コーヒーメーカーのフィルターは、主に「ペーパーフィルター」と「メッシュフィルター(ペーパーレス)」の2種類です。

 

ペーパーフィルターは、ハンドドリップをしている方なら親しみがあると思いますが、使用後はコーヒー粉とともに使い捨てです。

フィルターをセットするドリッパー部分は、取り外して丸洗い出来る場合がほとんどなので、お手入れがとっても簡単。

ペーパーフィルターの特徴ですが、細かい微粉やコーヒーオイルも濾過し、透明感のあるすっきりしたコーヒーになります。

 

一方、メッシュフィルター(ペーパーレス)は、メッシュフィルター自体がドリッパーの役割をするので、メッシュフィルターに直接コーヒー粉をセットします。

抽出後は、メッシュフィルター(ペーパーレス)に残ったコーヒー粉のカスを掻き出してから洗う必要があり、少々面倒に感じる人もいるかもしれません。

ですが、メッシュフィルター(ペーパーレス)のメリットは、繰り返し使い続けられること。

ペーパーフィルターのように消耗しないので、ランニングコスト不要でずっと使い続けられます。

ハンドドリップで使われる金属フィルターと似たような特徴ですが、コーヒーオイルもそのままサーバーに落ちます。

コーヒーオイルは、コーヒー豆の旨み成分たっぷり!

本来の味わいをダイレクトに感じられますよ。

 

フィルターの選び方ついてまとめると、ランニングコスト、使用後のお手入れを考慮すること。

これで自分に合ったフィルターを選べ、ストレスなく使い続けられますよ。

コーヒーメーカーのタイプによっては、メッシュフィルターにペーパーフィルターをセットして淹れられるタイプもあります。

気分によって使い分けたい!という人は、両刀使い出来るドリップ式のコーヒーメーカーを検討してくださいね。

 

3. 「お手入れのしやすさ」で選ぶ:分解して丸洗い出来るモデルがおすすめ!

コーヒーメーカーの選び方の3つ目は、「お手入れのしやすさ」です。

いくら機能がたくさんあるコーヒーメーカーであったとしても、お手入れがしにくかったら、自然と使わなくなりそうではないですか?

日々のお手入れが簡単なタイプの具体的な例は、「給水タンクが取り外せる」「サーバーの口が広い」「ミル部分が取り外せる」などです。

 

また、定期的なメンテナンスとしては、水垢を落とすためにクエン酸を使用したり、コーヒー渋をすっきり落とすには重曹を使います。

購入したコーヒーメーカーごとに、取り扱い説明書があるので、まずはそちらを参考にお手入れをしてみてくださいね。

せっかく購入したコーヒーメーカー。

長く大切に使いたいですよね。

日々のお手入れに加えて、定期的なお手入れをしていってくださいね。

 

4. 「サーバーの種類」で選ぶ:ガラス製か、ステンレス製か?

こちらもドリップ式のコーヒーメーカーの選び方のポイントになりますが、付属のサーバーの種類も大切。

サーバーの種類は「ガラス製」と「ステンレス製」の2種類あります。

ガラス製の魅力は、容器が透明になっているのでコーヒーの残量が一目で確認出来ます。

抽出中も、どんどん落ちてくるコーヒーを見るのもとってもわくわくしますよ。

また、ガラス製のもう一つの魅力は、価格の安さ。

保温性の高いステンレス製よりも、お手頃価格です。

ですが、耐久性が高くなく割れやすいので、使用後のお手入れには注意が必要です。

ぶつけたり、衝撃で破損しないよう優しくお手入れを使いましょう。

 

ステンレス製のコーヒーサーバーは、ガラス製では叶わなかった保温性、耐久性どちらも高い優れもの。

ヒーターで温めずにコーヒーの温度を内部でキープ出来るので、煮詰まりを起こさずに美味しい状態で温度をキープ出来ます。

淹れたては美味しかったのに、劣化させてしまうのは残念ですよね。

ガラス製のように抽出の過程は見れませんが、予算の範囲であれば、ステンレス製を検討してみてくださいね!

 

5. 「搭載機能」で選ぶ:保温機能・アイスコーヒー抽出の対応など

コーヒーメーカーの機能、年々グッとアップしている印象があります。

スマートスピーカーで寝室から声でスイッチを入れられたり、スマホのアプリと連動させてタイマー設定をしたりなども可能なモデルもあるくらいです。

ここまでハイテクでなくても、自分にとって便利な機能が搭載されているのを選べば、より快適にコーヒーメーカーが使えますよね。

以下に、コーヒーメーカーの搭載機能を6つご紹介しますね。

 

[浄水機能]

浄水機能付きのコーヒーメーカーは、水道水を使ってコーヒーを淹れる場合に便利。

水道水は、カルキなどのコーヒーの香り、風味を邪魔してしまう成分が含まれています。

一番は既にフィルターを通り、余計な成分が除去された浄水を使うことですが、難しい場合はこのような浄水機能付きのモデルを選びましょう。

 

[蒸らし機能]

「蒸らし」は、お湯をコーヒー粉が全体的に湿るほどかけて、そのまま30秒ほど置いておく工程のことです。

この蒸らしの間に、コーヒー粉からガスが放出され、コーヒー粉の奥の成分までしっかりと引き出されるのです。

より本格的なこの機能が搭載されているコーヒーメーカーであれば、一層、コーヒーが美味しくなりますよ!

 

[予約タイマー機能]

コーヒー抽出の予約を、ご飯炊きの予約と同じように設定できるモデルがあります。

朝、ベッドから起き上がるちょっと前に予約しておけば、コーヒーの香りが漂う空間で体を起こし、最高の1日をスタート出来ます。

起きたらそのままマグカップにコーヒーを注ぎ、朝は何も準備せずに淹れたてコーヒーを楽しめます。

 

[自動洗浄機能]

コーヒーメーカーの中には、自動洗浄機してくれるモデルがあります。

洗いにくいミルに付いたコーヒー粉の洗浄も、自動で洗ってくれるタイプもあります!

抽出後は毎回内部をリセットして、清潔な状態を保てます。

コーヒーメーカーのどの部分を自動洗浄できるのか?

購入前にチェックしておきましょう。

 

【保温機能】

コーヒーを抽出後、すぐに飲み切れば問題はありませんが、そうでない場合、保温機能があると温かさをキープできて便利です。

主にドリップ式の機能ですが、ヒーターで下から温める、もしくはステンレスサーバーで保温できるモデルもあります。

サーバー自体に保温機能がなくても、一部のモデルは長時間そのまま放置しておいても、風味がおちにくい機能でカバーしています。

 

 

【アイスコーヒーモード搭載】

アイスコーヒーが大好き!という人は、この機能があると嬉しいですね。

アイスコーヒーモードで濃いめにコーヒーを抽出し、急冷します。

そうすることで、香り高いまま、コクも感じるアイスコーヒーを淹れられますよ。

もし、この機能があれば、コーヒーメーカーのある生活がもっと楽しくなりますよ!

 

まとめ:最高の一杯を楽しむために、自分に合ったコーヒーメーカーを選ぼう

いかがでしたか?

今回は、コーヒーメーカーの基本的な選び方を解説しました。

コーヒーメーカーは大きく分けて「ドリップ式」「エスプレッソ式」「かプレス式」の3種類。

それぞれの特徴を踏まえて選ぶと、日常のコーヒーがより美味しく感じ、満足度の高い1杯になりますよ。

 

選ぶポイントは、「コーヒーメーカーの容量」「フィルターの種類」、「お手入れのしやすさ」「サーバーの種類」「搭載機能」でした。

これらを購入前にしっかりチェックしておきましょう!

 

コーヒーメーカーは、自分の暮らしに寄り添い、ほっとする時間をくれたり、彩りにもなる“相棒”。

今回の記事を参考に、自分にぴったりのコーヒーメーカーを選んでくださいね1

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

今後もten to ten(点と点)では、みなさんがコーヒーについてもっと興味が湧いたり、コーヒーのことをより好きになれるような情報をお伝えしていきます。

次回の記事も、ぜひお楽しみにしていてください♪

 

  • この記事を書いた人

ten

初めまして!tenです。 皆さんがハンドドリップコーヒーを楽しめるような情報をお届けしています。 「おばあちゃんになってもおいしいコーヒーを大切な人と分かち合いたい、、、」という思いで、ブログを書き始めました。 コーヒーが大好きで、スタバで働き始めて7年(2018年〜)、ブラックエプロン着用歴は6年です。(2019年〜) 英語の独学歴13年(2012年〜)、オンライン英会話歴あり(2020年〜2021年)、スタバのお客様や自分の子供たちと英語で会話を楽しんでいます。 手仕事が大好きで、洋裁歴6年です。(2019年〜)自作のシャツやパンツ、スカートを身に着けてスタバの店頭に立つこともあります。 「コーヒーって、こんなに楽しいものなんだ!」記事を通して、そんな風に思ってもらえたらとっても嬉しいです。

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