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今回の記事のテーマは、「エスプレッソマシン」です。
「エスプレッソマシン」で抽出されたコーヒーであるエスプレッソは、カフェの人気メニューには欠かせないコーヒー!
カフェラテやカプチーノ、キャラメルマキアートなどは全て、このエスプレッソが入ったドリンク。
行きつけのカフェがある人や、ラテなどのエスプレッソドリンクが好きな人は、自分の家にもエスプレッソマシンが1台あればなぁ..... と思ったことがあると思います。
今回の記事は、そんなエスプレッソマシンに興味津々という人に向けて、エスプレッソマシンの特徴と、7つのメリットをご紹介します。
「エスプレッソってどんな機械なの?」「種類はあるの?」「そもそもエスプレッソってどんなコーヒー?」
そういった疑問が解消される内容の記事になっています。
また、エスプレッソマシンのメリットも7つ、たっぷり知ることが出来ますよ!
ぜひ、読み進めてくださいね。
Contents
「エスプレッソマシン」とは、9気圧の高い圧力で一気にコーヒーを抽出するマシン
エスプレッソマシンとは、”極細挽き”というペーパードリップ用よりも数段階も細かく挽いたコーヒー豆を、圧力(ポンプ圧)をかけながら一気にコーヒーを抽出するマシンです。
エスプレッソマシンで抽出されたコーヒーのことを「エスプレッソ」と呼び、ラテやカプチーノ、アメリカーノなどを作るときに使用されます。
エスプレッソを抽出するときの圧力は、なんと9気圧!
ハンドル付きのフィルターバスケット(ホルダー)にぎっしりと詰めたコーヒー粉に、9気圧もの高い圧力をかけながら熱湯を通過させて抽出します。
お湯とコーヒー由来の油分である「アロマオイル」は、本来混ざり合わない成分同士。
ですが、このように高い圧力をかけることで混ざり合い、独特の風味を生み出しているのです。
このエスプレッソマシンは、1901年 イタリアに住む「ルイジ・ベゼラ(Luigi Bezzera)」によって開発されました。
誕生以来、エスプレッソマシンの改良は続けられ、現在では業務用から家庭用まで、様々なタイプが登場しています。
エスプレッソマシンの種類は、分類の方法によりますが、大きく分けて「オート(全自動式)」「セミオートマチック」の2種類があります。
コーヒー豆を所定のホルダーに入れた後は、ボタン一つでコーヒー豆を挽くところから抽出まで、全ての工程をマシン側で自動で行なってくれるのが「オート(全自動式)」。
最近の「オート(全自動式)」の中には、ミルクのスチームも自動で行なってくれるので、ラテもボタン一つで作ることが出来ますよ!
気軽に自宅で何杯もエスプレッソを飲みたい人は、こちらの「オート(全自動式)」が大変便利です。
一方、「セミオートマチック」は、工程の一部を自分で行うタイプ。
コーヒー粉をフィルターバスケットに押し固める「タンビング」という作業、その後のホルダーの装着や、ミルクのスチームなどは自分で行い、エスプレッソの抽出はマシン側が行います。
多くのカフェで使われるエスプレッソマシンは、この「セミオートマチック」が主流。
手慣れた様子でエスプレッソマシンを扱うバリスタ、とってもカッコ良いですよね!
「少々手間はかかっても、それが楽しい!」「自分でもカフェの店員さんみたいにエスプレッソを淹れてみたい」という人は、「セミオートマチック」がぴったり。
「抽出まで自分でやってみたい」という人もいるかもしれませんが、手動だと圧力が弱くなって上手に抽出が出来ないことがあるので、「セミオートマチック」がおすすめですよ。
エスプレッソマシンで抽出したコーヒーの特徴は、なんと言っても”エキス”のような濃厚な味わい!
高い圧力をかけることによって生まれる苦みやコクは、他の抽出器具では味わえません。
コーヒーらしい苦みを味わえるエスプレッソコーヒーですが、本場イタリアの人でも、砂糖をたっぷりと入れて甘くするのが一般的なのだそう。
通常のドリップコーヒーはブラック派でも、エスプレッソそのままは思った以上に苦みが強くてびっくりする人が多数!
始めてエスプレッソを飲む際は、砂糖を別に準備しておくことをお勧めします♪
カフェの人気定番メニューである「カフェラテ」「カプチーノ」は、ミルクフォーマーというミルクをスチームするノズル付きのエスプレッソマシンであれば、自分でも作ることができるんですよ!
カフェラテは、エスプレッソにスチームしたミルク(温めたミルク)をたっぷり注ぎ、フォームミルク(泡立てたミルク)を最後に少し注いだドリンク。
カプチーノは、カフェラテよりもスチームしたミルク(温めたミルク)が少なく、フォームミルク(泡立てたミルク)が多めのフワフワっとしたドリンクです。
材料は同じで、スチームしたミルクとフォームミルクの割合で別のドリンクになるのって、面白いですよね。
そのままでは飲みにくいという人が多いエスプレッソですが、ミルクとの相性は抜群!
ミルクフォーマー付きのエスプレッソマシンを購入したら、ぜひ、カフェラテやカプチーノを作ってみてくださいね。
何度も作っているうちに、ラテアートにも挑戦しようという気持ちが芽生えるかも.......。
そんなカフェメニューが自分で作れたら、すごく気分が上がるでしょうね♪
エスプレッソマシンのメリット7つ
エスプレッソマシンの特徴について触れてきましたが、いかがでしたか?
ここからは、エスプレッソマシンのメリットを7つ、ご紹介していきますね!
カフェに行かなくても、エスプレッソが家で飲めてしまう
エスプレッソをそのまま飲むのが好き!という人は、家にエスプレッソマシンがあることで わざわざカフェに行かなくても良くなります。
コンビニにあるコーヒーメーカーは、ラテは淹れられても「※エスプレッソのショット」というメニューはありません。
(※エスプレッソのショットとは、何も混ぜていない、抽出しただけのエスプレッソ1杯分のことです)
スーパーのコーヒーコーナーでも「エスプレッソ」は調達できませんよね。
カフェによっては、ラテはあっても「エスプレッソ」単体で販売していないところもあります。
朝、ガツンと苦みのあるエスプレッソを一発体に取り込み気合いを入れたい!という人は、エスプレッソマシンがとっても便利。
ちょっと元気が出ないという時、1日のスタートに弾みをつけたいという時、エスプレッソという選択肢があると力が湧いてきます。
エスプレッソのままでは苦手という人でも、少しずつ飲めるようになり、朝のルーティーンとして取り入れている人もたくさんいます。
家でリモートワークが多いという人にも、日々の生活のQOLを上げてくれますよ♪
自由にカスタマイズ可能なので、自分好みのコーヒーになる
エスプレッソマシンが自宅にあれば、カフェでお願いするようなカスタマイズを自由に行えます。
「今日のコーヒー豆の種類はどうしようかな?」
「焙煎度合い、前回は浅煎りだったから今日は深煎りで淹れたい!」
「カプチーノよりもややミルクフォーム多めが良いな... 」
「植物性ミルクの豆乳で作っても美味しそう!」
などなど、自由な組み合わせでコントロールが出来ちゃいますよ。
カフェラテはもちろん、ほうじ茶ラテやハニーラテなどのアレンジラテも、家でいつでも楽しめる
カフェメニューで不動の人気を誇っているカフェラテ。
家にエスプレッソマシンがあれば、いつでも飲みたいときにカフェラテを作れます。
リラックスタイムのお風呂上がりや寝る前など、温かいものを体に取り込んで、よりゆったりした気持ちになりたい時ってあると思います。
そんなとき、出来立てのカフェラテは効果てきめん!
コーヒーと牛乳で作るお手軽なカフェオレでも良いですが、心地よい苦み・コクがあるエスプレッソは、1日の疲れやストレスを解消してくれるでしょうね。
人生に必須ですよ。
また、エスプレッソマシンがあれば、エスプレッソのショットを使ってアレンジラテも作れます。
チョコレートの入ったカフェモカ、ホワイトチョコレートの入ったホワイトモカは簡単なアレンジラテです。
ほうじ茶にミルクを入れたほうじ茶ラテ、抹茶にミルクを入れた抹茶ラテ。
カフェラテにハチミツの甘みを加えたハニーラテ、メープルの甘みのメープルラテなど、そのアレンジは数え切れません!
ほんの少しフレーバーを加えるだけで、アレンジラテの出来上がり♪
スタバでオーダーするようなアレンジラテを、飽きずに色々と試すことが出来ますよ。
エスプレッソマシンでスチームミルクが作れ、ラテアートを楽しめる
カフェなどで、ハートやリーフなどが描かれたカフェラテを受け取ったことはありますか?
友達を家に招いたとき、あんな素敵なモチーフをサッと描けるようになれたら、すごく喜んでもらえそうですよね!
インスタやYouTubeなどでたくさんのやり方が紹介されているので、エスプレッソマシンがあれば、独学でラテアートの練習が出来ます。
目安ですが、ハートが描けるようになるには1週間。
リーフを描けるようになるには1か月くらいだそうです。
もっと高度で複雑な作品に挑戦してみたくなったら、ラテアート教室のようなものを探して腕を磨くと良いですよ。
アフォガードやケーキなど、エスプレッソのショットを使った本格スイーツが作れる
エスプレッソマシンの使い方は、ドリンク作成だけに留まりません。
抽出したてのエスプレッソのショットは、コーヒー系の本格的なスイーツ作りにも使えます!
”アフォガード”というスイーツ、ご存知でしょうか?
バニラアイスに熱々のエスプレッソのショットを注ぎ入れて、アイスを溶かしながら楽しむイタリア生まれのアイスです。
これが本当に美味しい!
グラスで作ると、バニラアイスの白とエスプレッソの濃い茶色の美しいマーブル模様が浮かび上がり、目でも楽しめます。
また、甘みと苦味を交互に味わったり、混ぜてコーヒーアイスにしても美味しい..... 。
スーパーでは手に入らない、こんな素敵なカフェメニューが、いつでも好きなときに楽しめます。
お菓子作りを趣味にしている人も、ティラミスやシフォンケーキ、ショートケーキ、パウンドケーキなど、コーヒー風味のレシピを作れます。
お菓子作りに使うコーヒーは、インスタントコーヒーを使ったレシピが多いです。
ですが、これをしっかりと苦味の効いたエスプレッソのショットに置き換えると絶品です!
抽出仕立てのエスプレッソを使うだけで、何段階もレベルアップしたスイーツ専門店の味になりますよ。
自分の居心地の良い空間で、エスプレッソを楽しめる
自分の落ち着いた空間で、リラックスしながらエスプレッソを楽しめるのも、自宅にエスプレッソマシンを設置する大きなメリットです。
好きな時間に、好きな空間で、家族や友人と好きなだけコーヒーを楽しめます。
プライバシーも守れますよね。
何気ない日常が、ちょっと特別に感じるひとときを過ごせます。
落ち着く行きつけのカフェがあっても、天候が悪いときは足が遠のきませんか?
また、人気店だったら混雑時にお気に入りの席に座れなかったり、大きな声でお話ししている他のお客さんのことが気になったりすることもあると思います。
ストレスフリーで、純粋にコーヒーの時間を楽しめます。
自分の居心地の良い空間で飲むエスプレッソは、リラックス効果が倍増するでしょうね!
カフェでエスプレッソドリンクをオーダーするよりも、費用を削減できる
エスプレッソマシンは、種類やメーカーにより価格幅は大きく、他の抽出器具に比べるとお値段が張ります。
高価に感じる人もいるかもしれませんが、長期的に見ると節約になります!
エスプレッソマシン本体を80,000円、カフェでオーダーするエスプレッソの価格が400円だった場合を考えてみましょう。
単純な計算ですが、エスプレッソマシン本体80,000円をエスプレッソの価格400円で割ると200。
201回以上使用すれば、元が取れちゃいます!
(これには、コーヒー豆や使用する水の費用、電気代、フィルター交換代など含みません)
毎日何回もエスプレッソを使用すれば、それだけ元が取れるまでの期間が短くなりますよ。
カフェよりも自宅でエスプレッソを飲む回数が減ることで、無理な我慢は無くいつの間にかコーヒー代の削減になっていた.... ということになるかもしれませんね!
コーヒー豆に強いこだわりがない人は、リーズナブルなコーヒー豆を選択するこで、もっとお得に自宅カフェの時間を楽しめます。
まとめ... エスプレッソマシンを使って、自宅でカフェにいるような気分を味わおう
いかがでしたか?
エスプレッソマシンの特徴、メリット7つをご紹介してきました。
エスプエッソマシンは、1901年にイタリアで誕生した抽出器具。
極細挽きのコーヒー粉に、9気圧の高い圧力で一気に抽出できます。
エスプレッソマシンの選択肢は大きく分けて「オート(全自動式)」「セミオートマチック」の2つ。
どちらか自分に合ったタイプを選べ、自宅にいながら自分でカフェメニューを作れます。
エスプレッソマシンのメリットはたくさん!
苦味の強いエスプレッソショットをそのまま飲んで、気合いを入れて1日をスタートできたり、コーヒー豆やミルクの種類、ミルクの量を自由にカスタマイズしたりして無限にアレンジを楽しめます。
ラテハートに憧れを持っている人は、エスプレッソマシンに付属しているスチームミルク機能を使えば、好きなだけ練習が出来ます。
抽出仕立てのエスプレッソを使った本格スイーツ作りも可能ですし、自分のプライベート空間で、人目を気にせずゆったりエスプレッソドリンクを、いつでも飲める.....。
とっても贅沢ですよね。
エスプレッソマシンの本体価格は、他のコーヒー抽出器具より値段が張り、初期費用は多くかかります。
ですが、長く使い続ければ元が取れ、結局はお得にエスプレッソが楽しめますよ。
エスプレッソマシン、お迎えしませんか!?
購入後、「こんなに便利で楽しいなら、もっと早く買っておけばよかったー」と思うはず!
コーヒー愛好家にとって、エスプレッソマシンはコーヒーライフをより豊かに、素晴らしいものにしてくれますよ!
ぜひ、自宅で好きなようにエスプレッソを楽しんで、コーヒー体験を積み重ねてくださいね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
今後もten to ten(点と点)では、みなさんがコーヒーについてもっと興味が湧いたり、より好きになれるような情報をお伝えしていきます。
次回の記事も、ぜひお楽しみにしていてください♪