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ten to ten(テントゥテン)では、「自分好みのコーヒーに出合う」をテーマに、コーヒーに関する情報をお届けしています。
今回ご紹介する内容は、「AeroPress(エアロプレス)専用フィルターの選び方」です。
「AeroPress(エアロプレス)」は、2005年11月にアメリカ で誕生した、他のコーヒー抽出器具に比べると新しい抽出器具です。
ぱっと見た感じは大きな注射器のような、どこか実験道具を思わせる形状で、とってもユニーク♪
筒状の入れ物にフィルターをセットし、コーヒー粉とお湯を淹れて浸します。
攪拌後に1分ほど待ち、プランジャーと呼ばれるパーツで、空気圧を使って上からコーヒーを押し出す。
という抽出器具です。
「AeroPress(エアロプレス)」は、世界中でも大人気!
2008年から「WORLD AEROPRESS CHAMPIONSHIP(ワールド エアロプレス チャンピオンシップ)」という世界大会も開催されているほどなのです。
このAeroPress(エアロプレス)、フィルターが2種類あるのをご存じでしょうか?
大きく分けて紙とステンレス製などの金属。
どちらも味わいに特徴生まれるのは、ハンドドリップ用のフィルターと同じです。
コーヒー好きの人は、朝の通勤前に飲みたいコーヒーと仕事終わりにホッしたいときに飲むコーヒー。
完全にオフの休日に家族と飲むたいコーヒーなど、色々なシチュエーションに合わせて味わいを調整したくなると思います。
お洋服のように、そのときの1杯がデザイン出来るようになれば、もっともっとコーヒーの時間が楽しくなるのではないでしょうか?
今回の記事では、気軽にAeroPress(エアロプレス)のコーヒーの味に変化を生み出せる、「AeroPress(エアロプレス)専用フィルター選び方・違い」をご紹介していきます。
フィルターの違いを知れば、その時の自分にぴったりな1杯を淹れられるようになりますよ♪
ぜひ、楽しみながら読み進めてくださいね。
Contents
「AeroPress(エアロプレス)専用フィルター」とは、コーヒー液を濾すことで、味をデザイン出来る器具
「AeroPress(エアロプレス)専用フィルター」は、「AeroPress(エアロプレス)」でコーヒーを抽出するのに必須の器具。
そもそも、コーヒー抽出におけるフィルターの役割は、お湯とコーヒー粉が混ざりあった液から、コーヒーの抽出液のみを取り出す(濾す)ためのもの。
フィルターごとに濾し取られるコーヒーの成分、また、濾されずにカップに落ちる成分が変わってくる、ということになります。
コーヒー豆そのものが持つ成分はコントロール出来ませんが、「フィルターを変えるだけで仕上がりの味に変化を持たせることが出来るようになりますよ!
フィルターを変えて、味わいをその日の気分でデザイン出来るようになると、さらにコーヒーが楽しくなります♪
いつものAeroPress(エアロプレス)の味に飽きてきたな...... という人も、ぜひ、AeroPress(エアロプレス)専用フィルターの選び方を知って、コーヒーをもっと楽しんでくださいね!
次から詳しくご紹介していきます。
AeroPress(エアロプレス)専用フィルターの種類や違い、選ぶポイントは素材
ではここから、AeroPress(エアロプレス)専用フィルターの種類や違い、選ぶポイントについて見ていきましょう!
AeroPress(エアロプレス)専用フィルターの種類や違い、選ぶポイントは、ずばり「フィルターの素材」です。
冒頭でお伝えした通り、AeroPress(エアロプレス)専用フィルターの素材は、「紙のフィルター 」「金属のフィルター」に分けられます。
それぞれの特徴を紙のフィルターと金属のフィルターに分けて解説するので、ご参考にしてくださいね。
【AeroPress(エアロプレス)専用フィルターの素材|紙のフィルター】
紙のフィルターで淹れたAeroPress(エアロプレス)は、コーヒーオイルも一緒に濾されるので、すっきり華やかな味わいになります。
浅煎りの軽やかなコーヒーが好きな人に、紙のフィルターはピッタリです。
また、はっきりした特徴のあるフレーバーコーヒーを淹れたい、という人にもおすすめです♪
筒状のAeroPress(エアロプレス)器具にぴったりとはまるように、丸い形状をしていて、紙の質感もハンドドリップ用のペーパーフィルターとは異なっています。
このAeroPress(エアロプレス)用の紙のフィルターは、日本の正規代理店である「小川珈琲」さんのオンライショップで手に入ります。
「エアロプレス用 ペーパーフィルター(350枚) No.4998」という名称で販売されています。
楽天市場、Amazonで購入する場合ですが、似たような製品がたくさん出てくるので、注意が必要です。
”AeroPress(エアロプレス)”と明記されているもの、幅が70mmであることを確認しましょう。
※変更する場合があるかもしれませんが、2025年4月7日現在、赤、もしくは白いパッケージカラーが目印です。
【AeroPress(エアロプレス)専用フィルターの素材|金属のフィルター】
ステンレスなどの金属のフィルターは、コーヒーオイルも一緒に抽出されるので、ペーパーフィルターで淹れたものよりも、濃度感のあるコーヒーが好きな人にピッタリです。
コーヒー成分を強く感じたい人、ダイレクトな味わいを楽しみたい、新たな味わいに出会いたい..... という人に、AeroPress(エアロプレス)専用フィルターはおすすめです。
ステンレスなどの金属のフィルターは、丈夫で繰り返し使えるので、長い目で見ると紙のフィルターよりもランニングコストは優れています。
日常生活でなるべく使い捨てをしたくないという人にとっても、金属のフィルターはとっても使い心地が良いもになりますよ。
エアロプレス専用のステンレスフィルターは、AeroPress(エアロプレス)本体を販売するAerobie(エアロビー)社はもちろん、様々なメーカーから販売されています。
中でも有名なのが、Able Brewing(エイブル ブリューイング)というコーヒー器具メーカー。
2009年 アメリカ・オレゴン州 ポートランドで誕生したAble Brewing(エイブル ブリューイング)は、ステンレス製のフィルターに強いこだわりを持っています。
AeroPress(エアロプレス)専用フィルターのみならず、「KONE(コーン)」という円錐形のハンドドリップ用のフィルターも、ステンレス製。
こちらは、Able Brewing(エイブル ブリューイング)が販売するガラス製のカラフェ(フィルターをセットする部分とドリッパーが一体化した容器)、世界的に有名なCHEMEX(ケメックス)のガラスハンドル コーヒーメーカーにぴったりマッチします。
Able Brewing(エイブル ブリューイング)は、完全なアメリカ製。
高品質な製品は、日本を含む世界中の人たちに支持されています。
Able Brewing(エイブル ブリューイング)が販売するエアロプレス専用のステンレスフィルターは、DISK(ディスク)という商品名で、現在3種類販売されています。
「Standard(スタンダード)」「Fine(ファイン)」、通常の2倍サイズのAeroPress(エアロプレス)に対応した「Fine XL(ファイン XL)」の3種類です。
Standard(スタンダード)でAeroPress(エアロプレス)コーヒーを淹れた場合、微粉も一緒にカップに落ちるので、フレンチプレスコーヒーに近い感じに仕上がります。
一方、Standard(スタンダード)よりも穴の大きさがかなり小さく、数も多いFine(ファイン)で淹れたAeroPress(エアロプレス)コーヒーは、微粉が抑えられて、とっても滑らかな印象になります。
飲んだ時の舌触りを大切にしている人は、こちらのFine(ファイン)がおすすめです。
Standard(スタンダード)とFine(ファイン)では、穴の大きさに合わせてコーヒー豆の挽き方を選ぶと良いです。
一般的には、フレンチプレス用の挽き方である「粗挽き」よりも2段階ほど細かい「中粗挽き」がStandard(スタンダード)に向いています。
Standard(スタンダード)よりも穴の大きさが小さいFine(ファイン)の場合、同じ「中粗挽き」だと目詰まりを起こす可能性があります。
「粗挽き」と「中粗挽き」の中間くらいが良いかもしれませんね。
これはあくまで目安ですので、ぜひ色々と試してみてください♪
Able Brewing(エイブル ブリューイング)は、現在 日本での正規代理店は無いようです。
実店舗を構えるコーヒー専門店「珈琲問屋」のショッピングサイト、楽天市場、Amazon、などで製品の購入が可能なので、ぜひ調べてみてくださいね。
ペーパーフィルターにはない、新たな味わいを作り出せる金属のフィルターは、いろんな種類を複数枚使い分けている人もいるほど魅力的。
AeroPress(エアロプレス)の世界を何倍にも広げてくれるでしょう。
最後に...|AeroPress(エアロプレス)専用フィルターの違いは、味わいに変化を生み出してくれる
好みに合わせて選んで、さらにAeroPress(エアロプレス)を楽しもう
いかがでしたか?
AeroPress(エアロプレス)専用フィルターの選び方をテーマに、種類や違い、選ぶポイントをご紹介してきました。
AeroPress(エアロプレス)専用フィルターは、紙と金属の2種類ありました。
紙のフィルターで淹れたAeroPress(エアロプレス)は、すっきり華やかな味わい。
コーヒーオイルは紙に吸着されるので、浅煎りのコーヒーやフレーバーコーヒーが好きな人は気に入るはずです。
金属のフィルターは、濃度感のあるしっかりした味わいになります。
コーヒーオイルも一緒にカップに抽出されることで、コーヒー成分は強く感じられ、コーヒーの風味をそのままダイレクトに楽しめます。
様々なメーカーから販売されている金属のAeroPress(エアロプレス)専用フィルターですが、今回はAble Brewing(エイブル ブリューイング)の「DISK(ディスク)」に絞りご紹介しました。
フレンチプレスのような微粉を楽しめる「Standard(スタンダード)」と、それよりも小さい穴で微粉が抽出されにくく滑らかな印象になる「Fine(ファイン)」。
好みの味わいが出せる方を手元に置いておくと、きっと、AeroPress(エアロプレス)で淹れるコーヒーの時間がより楽しめますよ。
ぜひ、今回の記事を参考に、AeroPress(エアロプレス)専用フィルター選びを楽しんでくださいね!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
ten to ten(テントゥテン)では、今後も「自分好みのコーヒーに出合う」をテーマに、コーヒーに関する情報をお届けしていきます。
その他の記事も、ぜひ参考にしてくださいね!
また、次回の記事でお会いしましょう!